2008/09/21

横浜トリエンナーレ



現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ」にいってきました。いやー僕は初めていったのですが、広かったです。午後1時ごろに横浜について、4時ぐらいまで見ていたのですが周りきれませんでした。じっくり見ていたら午前から見ても1日では周りきれない広さです。そのためか分かりませんが、チケットは大人1800円で二日間楽しめるようになっていまあす。
会場が大きくに3つに分かれており、赤レンガ、新港ピア、日本郵船海岸通倉庫という会場構成です。他にもランドマークタワー内や三溪園、大さん橋、運河パークなどなど点々と作品が展示されています。僕は赤レンガから見始めたのですが、いきなり映像作品が一つの部屋に3つ流れていました。じっくり全部見ていたら、そこだけで3時間ぐらいかかりそうだったので、面白そうなやつを少し見て次に行きました。赤レンガで面白かったもは、廊下という作品なのですが、廊下を進みながら文章を読んでいく作品です。イメージとしては宮沢賢治 の注文の多いレストランのような感じです。次々に出てくる文字を読んでいくと、自分がそこに迷いこんでしまったような感覚になります。
次に新港ピアのほうに会場を移動しました。ここが一番広い会場になります。会場構成は西沢立衛建築設計事務所が担当しているそうです。動線があるようで無いような構成です。行き止まりなどもあったり、構成図を見ないと見逃してしまいそうな部屋もありました。ここで印象に残っている作品は、熊とパンダが居眠りしている作品です。お腹が息をしているように動くのでとても可愛かったです。後は、丸い大きな鏡から音が出るやつが何個も天井からぶら下がっている作品が印象に残っています。会場の一番奥には、カフェもあり歩き疲れた体も休めます。そのカフェの椅子はそれぞれ違うので自分の好きなデザイナー椅子に座るのもいいかも知れません。
新港ピアと日本郵船海岸通倉庫の間にサテライトとして運河パークに平田さんの設計した横浜トリエンナーレのインフォメーションセンターにもなっている「イエノイエ」を見て、その横にあるフラフープでできたドームも見ました。
日本郵船海岸通倉庫が僕は最後に行ったもですが、ここがもっとも過激なアートが多く飾られていました。一階には、過激すぎるのではないかと思うような映像と写真などが飾られています。まず入る前に係員の人に注意書きを読んでからお入りくださいと言われます。その注意書きには、15歳未満の人は入れないということと、お客さまの不快にさせるような作品かもしれません。と書いてあり、入ってみると、人間の内臓…血、十字架…などなど。映像作品なんて生ナマしい。殺人を楽しんでいるかのような光景がひろがっています。僕は1分も持たずでました。あれは、子どもが見たらトラウマになること間違いないです。僕も、あういう作品はダメです。衝撃、影響は大きいと思うのですが…直接すぎる。
その横にあった作品はとても不思議な作品でした。壁一面に割れたガラスが突き刺さっており、床にも割れたガラスが敷き詰めてあり、真っ暗の部屋の中に時間によって照明が変化していきガラスが反射して壁に写る表情が変わる。入ったときは、トゲトゲで痛そうな感覚に襲われるたが、照明が変化していくうちに淡さもでてきました。
2階は、原始的なシーソーの映像作品は少し笑ってしまいます。3階も2つほど映像作品で1階と同じ注意書きがある作品がありました。そこは少し見て出てきまして。後は、オノヨーコさんの映像作品がありましたが。
全体を見てみて、何か僕の中では何かもう一歩ほしい感じもあります。じっくり見れなかったというのもあるかもしれませんが…分かりやすいものがもっとあってもいいのかなと感じまして。個人的には可愛いものとかも、もっとほしかったな。
時間がある方は解説してくれる機械を借りて見るのもいいかもしれません。まあ美術は、自分自身感、勝手に解釈するのも楽しいと思います。僕も、チケットがあと1日分残っているので、次は朝から一日見てきたいと思います。横浜トリエンナーレ11月30日までやっています。3年に一度なのでぜひ行ってみてください。展示だけではなくパフォーマンスなども行なわれている日があるので、その日を狙っていくのもいいかもしれません。
横浜トリエンナーレHP

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