2008/09/08

オープンスペース2008/ICCオープンスペース



オペラシティに行ったらついでにここも行かないといけません。オペラシティギャラリーの隣にあるオープンスペース2008/ICCオープンスペースにも行ってきまいした。ちょうど前の投稿でも名前も出した、古橋悌二 さんも所属していたダムタイプの劇の映像作品「S/N」が上映があったので見てきました。
古橋悌二にとってもは最後の作品だったそうです。94年にオーストラリアで初公演があり、その後も12カ国16都市で上演され、反響がすごっかたようです。この作品は、とても考えさせられる作品でした。エイズ、ホモやレズの性別の問題、国籍、人種差別。僕らのとってもとても身近な問題だと思います。エイズは、いつ誰がそのウイルスを持っているかは分からず、知らない人とエッチした次の日からエイズになることもありえるのです。。
劇の中で壁にメッセージが写しだされる「私は夢見る。私の性別が消えることを」「私は夢見る。私の国籍が消えることを」この自分が男である訳、女である訳、自分では決めて生まれてこれないもの。この物が無かったらと思えば、どれだけ平和になり、どれだけの人が救われるか。
エッチをするときに、ゴムをつけないから愛情あるか無いかなんて判断できない。ゴムを付けないから愛がある。付けたら愛た無いのか。そんなのおかしい話しである。セーフセックスの話も劇の中でも出てきたが、自分を守るためでもあり、相手のためでもある。相手を思うこと、そのことが大切なのだと思う。
後、何が普通か、何が普通でないのか。それは、かなりの問題になると思います。普通でないとはどういうことなのか。勝手な尺度で測られ、勝手に普通でないと判断され、社会から除外される。かなり理不尽です。
そのようなことを劇ではいろいろなパフォーマンスを使い表現されています。もう上映は終わってしまいましたが、気になるかたは調べて見てください。またどこかで上映があるかもしれません。
ダムタイプがとても印象が強く、オープンスペース2008/ICCオープンスペースの方は、さらっと書きたいと思います。
コンピューターなどで造りだされる空間を視覚的に体感できるとても面白いスペースになっています。流れている映像をシャッタースピードを遅くしてカメラで撮ると暗号が写るものや、少し前に撮った映像が逆周りするもの、虫の目が体感できるものなどなど、面白いものです。どちらかというとコンピューターを使ったアートみたいなものです。
無料なのでぜひ行ってみてください。
オープンスペース2008/ICCオープンスペースHP

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