2008/10/26

日向市駅










杉コレクションの行なわれた日向市駅です、この駅舎の設計は内藤廣さんです。今回この駅舎が日本で初めて、世界の優れた鉄道デザインに贈られる第10回ブルネル賞を受賞したようです。ちなみに、このブルネル賞の審査員はドミニク・ペロー氏です。この駅舎は、地元宮崎の杉をふんだんに使ったデザインになっておいます。木のこれからの可能性を感じさせるような作りです。21世紀になり、鉄やコンクリートといった少し冷たい感じもあるデザインが多いです。木を使うことは、単純ですが、暖かさがある感じもします。触っても冷たくなく、どこか、それだけで癒されるというか。。。人間に潜在しているものがある物がよみがえる感じです。嫌な感じはしません。ここで本を読みながら電車を待つことは、そこまで苦でない気がします。実際、ここの路線のダイヤは一時間に一本というダイヤがほとんどです。ここで待つ時間も旅にとってすごい、いい時間になると思います。
ぜひ、宮崎に行ったさいは寄ってみてください。

杉コレクション2008

審査の様子
グランプリ作品
準グランプリ 作品
市民賞作品

宮崎県日向市駅で行なわれた杉コレクションにいってきました。行ってきたというか参加をしてきました。1次を通った作品が実際に作られるコンペとあり、やはり実物ができると嬉しいですね。今回は、10点の作品が作られました。10作品そそれぞれ宮崎の杉を使い、宮崎市内の職人さんたちの手で作られます。皆さん、とても腕の建立つ方ばっかりで、とても綺麗な仕上がりで、どうやって作ったのかも不思議になる作品も多々ありました。
今回のテーマは「杉で作る幸せ空間」思わず欲しくなる杉の大道具たちです。駅の前の広場で行なわれるということもあり、すぐ組み立てられ、簡単に解体ができるようにという意図もあったようです。審査は宮崎やまんかん祭りの中のプログラムの中に組み込まれていて、市民のみなさんの前で発表するということもあり、みなさん緊張されていました。中には、寸劇を交えながらプレゼンをしたり、杉ギャグを挟みながら説明している方もいました。かしこまった感じでなく、和やかな審査風景でした。
今回、僕らの作品を作ってくださった方々に、改めてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。行って分かったもですが、職人さんみなさん良い方ばっかりです。宮崎に行って人の温かさに触れた感じもしました。とても楽しい時間がすごせました。本当に、ありがとうございました。

2008/10/13

坂本一成 建築展『日常の詩学』

東京工業大学百年記念館1階で行なわれている、坂本一成さんの建築展『日常の詩学』にいってきました。

坂本一成
東京都出身。東京都立立川高等学校卒業。1966年に東京工業大学卒業。1971年に武蔵野美術大建築学科専任講師、1977年同大助教授、1983年東京工業大学助教授、1991年同大教授、現在に至る。東京工業大学では篠原一男に師事し、代表作にはHOUSE F、コモンシティ星田などがある。プロフェッサーアーキテクト。同じ高校を卒業し、同じ大学の同じ研究室を卒業した者に、東京造形大学学長、教授の白澤宏規、紀行作家の稲葉なおとがいる。(Wikipediaより)

坂本一成さんの設計したファサードの拡大した写真を上から吊るしてあり、なかなか面白い展示の仕方でした。形が奇抜とかではないのですが、空間の面白みがかなりありました。閉じられた中に、広がりがあったりするなど身体を感じる空間です。

この展示は10月21日までです。ぜひいってみて下さい。

坂本一成 建築展『日常の詩学』HP
http://www.libra.titech.ac.jp/cent/event/11thEvent.html

AKASAKA ART FLOWER 08

ミッドタウンの草間さんの水玉風船です。
赤坂氷川神社 の狛犬です。頭で木を支えていました。

小学校の窓から、笑ってる葉っぱが…遊び心あります。

これは、面白いです。小学校の風景が影になって写しだされています。

赤坂アートフラワーにいってきました。この展示は、街に散らばったアートをウォークラリーのように見て回る展示でした。街を歩きながら、見ていくので意外と時間がかかりますが街の雰囲気を感じながら歩け、面白い発見などもあり楽しめました。赤坂サカスから、商店街を歩き、旧赤坂小学校、島崎(元料亭)、赤坂氷川神社、旧赤坂図書館、そしてミッドタウンと回ってきました。旧小学校では体育館を使い大きな空間をうまく使い、パラモデルや浅井裕介さん壁に描かれた絵など、浅井さんはみかんぐみの曽我部さんの自邸の壁にも描かれているかたです。旧赤坂小学校の外のガラスに映っている影の映像はかなり面白かったです。廃校になった学校の記憶をうまく使っている感じがしました。
島崎(元料亭)では、ここには映像ユニットのトーチカ作品は光の残像を使った作品で、心地よいリズム音とともに街に光の絵を描いてます。2階には、人工的な木漏れ日の映像、ガラス細工など。どれも、見ごたえありました。
赤坂氷川神社では、オノヨーコさんの平和を祈りをみんなが短冊に吊るす参加型の作品などありました。ミッドタウンには、草間さんの巨大水玉風船がミッドタウンの吹き抜け部に飾ってありました。
スタンプを全部集めると草間さんのフィルも貰え、かなり満足しました。街を使ったアート散歩は運動にもなり楽しめたものでした。