2008/07/12

「小さな本のための小さな展覧会」石上 純也

「小さな本のための小さな展覧会」石上 純也さんの展示がINAX ギャラリーで行われていたので行ってきました。題を見て分かるように本当に小さい展示でした。2つ部屋があり、初めの部屋は五十嵐太郎さんと石上 純也さんのコメントが飾られおり、次の部屋に小さい5センチ四方の本をばらし、白い細長い高さ1メーターぐらいの四角柱の天板に張られ、それが部屋の中に整頓されてグリットに配置されていました。その四角柱があまりに整列されて配置されていたので、どうような順番で見ていいのか始めは戸惑いましたが、読んでいくと行だけ守れば、どちらの端から読んでも大丈夫のように配置されておりました。本当に、部屋にその白い四角柱だけが並んでいるので、それが美術作品のようにも見えました。一つ一つが小さいので文字もとても小さかったです。内容はプロジェクトを絵本のように平面や断面などを絵で描かれていました。とてもカワイイ感じでした。でも、実現されると本当にそのイメージのまま建てられるは難しいと思う。どこまで、あのイメージを保ちつつ実現されるかが楽しみです。全体的に、自然との調和というか建築と自然が溶け合っていくようなイメージに思えました。どちらかというと、建築を考えているのではなく、植物の中に人間がどう過ごすのかというな感じがします。植物を考え、最小限の囲いを考えているイメージがしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿