2008/06/20

日本大学 U41@NU




今日は、秋葉原でナショナルの新作発表会を見に行った後に日大によってU41@NUの展示会を見てきました。新作発表会は照明が主で、今の照明は省エネなどの流行にのった表品など新しい発光ダイオードを使った商品などもあり光自体は綺麗だったのですが、壁と照明との接続部や吊るすコードの収まりなどが気になる所がありました。綺麗なやつは綺麗ですが。後は最新技術を取り入れた家庭のシーンに自動に合わせてくる物などもありました。
日大のU41@NUは、日大卒業の40歳以下の活躍を期待されるというか、活躍されている建築家の展示会です。僕が知っている人ではオーノjapanの大野さんやTNAの鍋島さんなども日大卒業されている方だったのですね。名前は知っていたのですが経歴までは見てなく、行って驚きました。さすが日本大学。日本とつくだけありますね。
展示会の日本大学理工学部駿河台校舎1号館は高宮眞介さんの設計です。この校舎は2002年に竣工した建物で、前あった古い一号館の建替えです。旧一号館はレンガ調の建築でしたが、新一号館ではとても近代的なガラス張りの建築に生まれ変わりました。旧一号館は保存するかしないかでかんり議論があったようだすが、最終的には解体されました。高宮さんは、「イメージ保存のようなオーセンテシティのない継承はしたくない。継承すべきはむしろ設計の思想にあるとの強い思いがあった」と言っています。新一号館の中には旧一号館の正面入り口だけが入ってすぐのところに飾られておりますが、これはいただけない感じに思えます。せめて、資料館などを作ってそこに展示されたほうがよかったような。。
新一号館はガラスのカーテンウォールで街並みからの様子が伺えたり中の様子が外に漏れていったりし、街中での大学のあり方を追求した結果だと思います。圧迫感の感じないアプローチ、吹き抜けなどはとても気持ちの良い空間でした。ファサードには太陽光発電がうまく使われており意匠としても綺麗です。それで発電された電気で自然換気設備などを起動させているようで、環境にはとてもやさしい建築になっているようです。
街の中にあるのでぜひ歩いてみてください。
U41@NU HP
日本大学理工学部駿河台校舎1号館の新建築社HP

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