2008/06/15

飯田善彦先生の講演会

昨日は、飯田善彦先生の講演会に行ってきました。設計のプロセスや作品について講演してくださいました。飯田先生は複合性、社会性、身体性などを上げながら説明してくれ、複合性では最近では一つの建物の中に沢山の要素がくっついているような、ハウルの動く城のような建物が多いなど、社会性では建売住宅の住宅が商品になっている現状が建築的にあまりに一人ひとり性格が違うように、建売もそれに対応できていない。など…。身体性では、利休の待庵を挙げ2人が向き合う最小のスペースであり緊張感のある空間でありバーチャルでなくリアルで感じれるものであるなど。チャップリンの映画のワンシーンをあげ社会批評があり建築にとって批評は大切である。などなど、話してくれました。
印象にのっこている言葉は、「建築家は最後の冒険家である(レンゾピアノ)」
建築家は、沢山のことを挑戦し続けていくものである。今までやったことの無いことばっかりを経験し、人のやっていないことに挑戦していく。そこにしか無いものを作っていく。
建築家という仕事は、どこまで仕事でどこまでがそうでないのか無いのです。図面を書いて管理してるだけでは、本当にいいものは作れない。当たり前なのですが、使う人のことを考え。誰が使うかを考えていかないといけない。頼んだのが行政でも使うのは市民なのだから。使う人のことを考えていかないといけない。基本が大切というか。当たり前のことが当たり前のようにできない人はダメということですね。
飯田先生には、励ましの言葉をもらい「今やっていることを一生懸命やれば、それは誰かが見ている」と言ってくれました。
建築は本当に面白い仕事だと思います。沢山の人に出会い、知らないことに挑戦していける。これからもがんばっていきたいです。

飯田善彦建築工房 HP
http://www.iida-arc.com/

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