2008/08/10

映画「鳥の巣 -北京のヘルツォーク&ド・ムーロン」




映画「鳥の巣 -北京のヘルツォーク&ド・ムーロン」を見てきました。ちょうど五十嵐太郎さん(建築評論家)と菊地宏氏さん(建築家・菊地宏建築設計事務所主宰・元ヘルツォーク&ド・ムーロン事務所在籍)のトークショーもあり面白い話しも聞けました。ちょうどオリンピックの開会式があったばっかりでこの建築は今、誰もが知る建築です。菊池さんがこの鳥の巣に関わったのは辞めると決めてかららしく携わったのは3ヶ月ぐらいらしいですが、とても大変で今は思い出したく無いくらいと話していました。ヘルツォーク&ド・ムーロンの事務所は新陳代謝の激しい事務所で2年~3年ぐらいで辞めていく人が多いそうです。プロジェクトが終わると解散してしまうような感じだそうです。
映画自体はヘルツォーク&ド・ムーロンのお茶目な姿なども出てきたりし、その変も見所かもしれません。2人が文化の違いと格闘し、中国とどうプロジェクトを進めていくか。苦悩がでていました。これは国のモニュメントして造るのではなく、オリンピック終了後に市民が自由に使える、中国人が自由に使っている公園のような物になっていけるように考えているようです。あまり書くとネタばれになってしますので書きませんが、せっかくオリンピックもやっていので、実際に見に行ってください。あの大きな建築がどう完成までいったか、建築を知らない人も見れると思います。

「鳥の巣 -北京のヘルツォーク&ド・ムーロン」映画 HP

http://www.torinosu-eiga.com/

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