2011/11/30

筑後川デレーケ導流堤(若津港導流堤)


良いものを見てきたので、久々にまじめにブログをアップしようと思います。

福岡に出張に行き、空いた時間に以前新聞に載っていて気になっていた「デレーケ導流堤」を見てきました。 柳川駅でレンタサイクルを借り、20分ぐらい行った福岡県と佐賀県の県境の筑後川にあります。

すばらしき、土木遺産!!潮が引くと石積みが顔をだします。川のど真ん中に、約6m幅の導流堤がすーっと天まで登っていってしまのではないか思うぐらい、川の先まで伸びています。スケールの大きさに感動。石積みの美しいさに感動。
この導流堤は、明治23年にオランダ人の土木技師ヨハネス・デ・レーケの指揮のもと作られたようです。
120年前に作られたとはものとは思えません!!時間がある方は、ぜひ実際見て欲しいです。

導流堤とは
河川を円滑に合流させるため,または河口の安定を保つために設ける堤防。河川の合流点、分流点、霞堤の先端、あるいは河口部において、流水を導き流勢を調整し、土砂の堆積や河床洗掘を防止する。

※ちなみに、最後の写真の導流堤の奥にある橋は「筑後川昇開橋」でこれは重要文化財です。昔、大きな船が通る際は、橋の一部がエレベーターのように上がり、通れるようになったようです。

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