2008/05/09

建築依存症


今日は、「建築依存症」を紹介したいと思います。
読んだのは2回目なのですが、2年ぐらい前に買った本だったのでもう一度読み返してみようと思い読みました。この本は、僕が建築を目指そうときっかけとなった本です。著者は、安部良さんという建築家で、日記のように書き記されており、とても読みやすいです。
著者の幼少時代の実家での記憶や、地元の橋のイサムノグチ、映画のガウディ、旅のスカルパ。
建築を建てる時の人との出会い、施主者の気持ち、設計者・大工・左官の燃える思い。
バングラでの雨水日記、映画観の建築観の類似。
などなど。著者の思いが素直な言葉になって書き綴られています。
「空間に心をつくり出すための設計をしているのだ。」というフレーズはかなり僕の心に響きました。
みなさんも読んでみたください。
安部 良アトリエ
アマゾン「建築依存症」 

0 件のコメント:

コメントを投稿