2008/07/27

SIA青山ビルディング





今日は、SIA青山ビルディングを見てきました。青木淳さんの設計です。商業施設をもつ複合ビルです。天気が少し崩れ気味だったので写真は綺麗ではないのですが、実際の建物は完成したばかりということで真っ白でとても綺麗でした。四角いビルも角を面取りしてあり、法則はあると思うのですが大小さまざま窓がランダムに開けてありました。青木さんの公演会に行ったとき、このビルについてCGがそのまま立ち上がったような感じにさせるビルだと言っていました。実際に見てみると、確かに周りのビルとは違った雰囲気を持っています。まず、あれだけ高いビルなのに、目地などが見あたら無いのです。そのまま、スラっと立ち上がっています。窓のサッシはあるのですが、本当に外からだと薄くしかサッシが見えません。壁ば厚いせいか、窓の部分はくぼんでおり余計に外からだとサッシが見えなくなっています。ランダムに空いている窓で、階層が外から分かりにくくなっています。本当に不思議な気持ちにさせるビルでした。

日曜日で、中には入れなかったですが、また近くによった時に入ってみたいです。

青木淳建築計画事務所HP

http://www.aokijun.com/

藤森泰司アトリエ展「1/20,1/10,1/5,1/1」

今日は、プリズミックギャラリー で行われている藤森泰司アトリエ展「1/20,1/10,1/5,1/1」にも行ってきました。着くまでに雨が降ってきて、入り口が分からず迷子になるというハプニングもありましたが、やったの思いでたどり着きギャラリーに入ると、机の上に無造作に置かれてる模型の山。これだけで絵になってしまうのがさすがだと思います。後入ってビックリしたのが関係者など受付の人など誰もいなかったことにも驚きましたが…このまま、一つ持って帰ってもばれないのではないのかと思いましたが、壁にはしっかり監視カメラ作動中としっかり書いてありました。まあ、そんなこと書いてあっても無くても勝手に持ち出すことはしませんけどね。
藤森泰司さんは家具デザイナーで展示会の話しが来た時にアトリエに大量の家具の模型が散乱しているのを見てこの展示を思いついたようで、展示会の題でもある1/20,1/10,1/5,1/1の模型たちが並んでいました。模型にはランダムに番号が振ってあり、番号を見ながら資料を見て何か確認する形式になっており、照らし合わせて探すのが楽しいかったです。縮尺が違うものが一緒に並んでいると、それだけでおとぎの国にいるように思います。机の上では、妖精たちが隠れていて、僕が帰った瞬間に遊びだす…。と妄想してしまう自分が恥ずかしいです。
この展示は8月31日までやっています。ぜひ行ってみてください。休日は入り口が分かりにくいので気をつけて下さい。

プリズミックギャラリーHP
http://www.prismic.co.jp/gallery/index.html

GAギャラリー「INTERNATIONAL2008」

今日は、GAギャラリー「INTERNATIONAL2008」に行ってきました。この展示は世界各地で活躍する建築家の進行中のプロジェクトを紹介されている展示です。模型や、プレゼンボード、映像によって紹介されています。伊東豊雄、磯崎新、隈研吾、山本理顕、OMA、ザハ、ゲリーなどなど沢山の方が展示してありました。
伊東豊雄さんのプロジェクトは僕好みの建物の形状や提案がされており、関心して見てしましました。SANNAの模型はいつもの軽快さというものが無いように思い、少しがっかりしてしまいました。オフィスビルなのですが、たぶんダンボールで模型を作っていたのがそう思わせてしまった思うのですが…安藤さんは相変わらずな感じで、CGパースの上から色を手で乗せたような感じで独特さがでていました。
この展示は8月10日日曜日までやっているのでぜひ行ってみてください。

GAギャラリーHP
http://www.ga-ada.co.jp/

2008/07/26

花火大好き

今日は、隅田川の花火大会ということで…今日は、さすがに一緒に行く人もいなくテレビで拝見しました。やっぱり、花火はいいですね。昔は、地元の花火を一人で見に行ったこともありましたが…一人はさっすがにさびしいと分かり、今回はテレビでも放映される隅田川の花火大会はさすがに一人で見に行く勇気は無くテレビを見ながら、ビールの片手に見ていました。地元にいた時は夏は毎週どこかで花火大会が行われていたので、毎週違う花火を見にいくほどの花火好きです。やっぱり、
花火は音が心に響くのがいいのですがテレビではさすがにそこまでは伝わってこなかったのですね。テレビでは、アナウンサーやタレントの言葉が入りますが、花火好きな僕からしたらずっと花火だけを写しているだけでいい感じです。まあ、テレビなので話さないことはありえないかもしれませんが、カット割とかいらないので、花火をずっと見ていたかったです。
僕が家を建てる時か、事務所を構えるときはどこでもいいので花火大会が近くから見えるとこえろに構えたいです。これは夢ですが、本当に思います。好きな人とまじかに見る花火は最高です。まだ、夏は始まったばっかりで、花火大会はまだ沢山あります。今年はまじかで見れるか分かりませんが、誰かを誘って見に行きたいですね。やっぱり、花火はまじかで見ないと感動が薄れますからね。
心染み渡る音。あの光。迫力。見に行きたいです。
後は、浴衣ですね。浴衣を着るのも好きなのですが、女の子の浴衣を見るのもかなりいいです。水着姿が三割り増しに見えると良く言いますが、僕は女の子の浴衣姿が三割り増しに見えますね。花火も好きなのですが女の子の浴衣姿はいいですね。カワイイし綺麗です。花火と、彼女の浴衣、好きな物が2つ重なるので花火大会は大好きなのかもしれません。行ける日を楽しみにしています。

2008/07/21

上野を歩く

東京芸術大学美術館に行こうと思い、電車を降りて美術館の前に一度行ったのですが、お金が無いことに気づき、ATMを探しに駅に引き返しついでにアメ横周辺も歩いてきました。
アメ横行くのは初めてで、とても賑っていることに圧倒されつつ下町の雰囲気を味わってきました。店が所狭しとひしめきあっており、道路までもが店が支配しているようでした。少し路地に入ると、居酒屋がオープンになっており、狭い道にもかかわらずテーブルと椅子がでており、そこで昼間から飲んでいる人もいました。テリトリーという物が拡大していき、道までもを占拠していき道を通る人もその飲んでいる人を気にすることなく避けて通っていく。これってあり?と思いつつ、一杯飲みたくなった自分を押さえ、ATMを見つけてお金を下ろし美術館へ行きました。

バウハウス・デッサウ展 BAUHAUS experience,dessau

  今日は。東京芸術大学美術館で行われていた、バウハウス・デッサウ展に行ってきました。今日が最終日でしたので、入るにも列になっており並んで入りました。すごい、混んでおりあまりゆっくり見れなかったのた残念でしたが、最終日なのでしょうがないと思い人を掻き分け観覧してきました。
バウハウスとはよく出てくるのですが、自分自身どんなところか詳しく分かってなく、とても勉強になる展示でした。工業的にとてもすぐれていて、使いやすさ、デザインを追及している印象がうけました。教育も、工業の基礎みたいなところから、美術からの教育など沢山お課題があったようで、僕が大学でやってきたこととは、なにかかけ離れているような教育をしていたよう気がします。僕が大学でやったことといえば、図面の模写や、建築のプランなどを考えて提出していました。もっと、美を追求し造形的にも綺麗なもの、なおかつ使いやすく、合理的なものといものがデザインだと感じました。あと、新しいものを生み出そうとする力はとてつもなくあったのだとしみじみ思いました。見ていて、紙など日焼けしていて古いのですが、中に描かれているものは新しいさも感じました。

東京芸術大学美術館 HP
http://www.geidai.ac.jp/museum/

2008/07/20

「橋本の住宅」オープンハウス






今日は、「橋本の住宅」オープンハウスに行ってきました。設計は納屋設計事務所です。
外観からして開口が2つしかなく、とても面白い感じがにじみ出ていました。角地に立っているので、外部からの視線をどう避けるか。視線を避けつつ、光と風を中に入れるような工夫がしてありました。中に入ると、やけに天井が低く、窓が低いという印象があるのですが、次の部屋(フリースペース)が半地下になっており次の寝室が(寝室)がフリースペースよりちょっと浅い半地下になっており、天井の高さを変えずに床の高さを変えることで空間的変化が出されていました。中庭はGLライン合わせてにあり、部屋によって見る目線が変わるので、とても面白かったです。照明はは天井に直接設置してなく、天井隅や開口上部の間接照明や壁面に蛍光灯が設置してあるなど、天井はとてもすっきりさせてありました。夜の表情もかなり気になります。二階は一階とは対照的に床仕上げがフローリングなっており、螺旋階段を上がり白との切りあえしの表情がとても綺麗に出ていました。壁で囲われたいながら中庭とテラスをうまく配置することで十分なほどの光を取り入れ外観からでは想像もつかないほどの明るさでした、囲われているだけありとても落ち着いて暮らせそうな家だと思いました。

納屋設計事務所 HP
http://www.naya1993.com/

2008/07/12

「iPhone 3Gから始まる未来」林信行氏、及川卓也氏




石上さんの展示を見た後、銀座の街をプラっと歩いていると、今話題のiPhoneがアップルストアー銀座に置いてあったのでこれまた、プラっと店の中に入り人が沢山いたのでとりあえず上に行ってみようとおもむろに3階に行くと座談会が偶然やっていたので、それもちょうど始まったようだったので聞いてきました。
「iPhone 3Gから始まる未来」林信行氏と及川卓也氏の公演会がやっており、iPhone発売の記念して行われていた座談会でした。僕は2人とも知りませんでしたが、家電や機械なども見たりするのも好きで、新しいものは気になるの人なのでiPhoneの話しは聞き入ってしまいました。2人ともiPhoneをべた褒めで、iPhoneについての可能性を話してくださいました。iPhoneは、あの大きい画面、操作性、オーディオ機能、GPS機能など多くの機能が詰め込まれています。逆に、ワンセグ、赤外線、SDカード、flashなどの機能は無いです。この割り切りがいいようです。これは、Macook Air にもいえることですね。iPhoneが出たきたことで、ノートパソコンを持ち歩くのでは無くこのiPhone1台持てばどこでも高速でインターネットに繋がります。しかも、インターネットメール、データをインターネット上データを保存する技術の発展しており、インターネットができらば仕事ができるようになってきているようです。
その中でのiPhoneの出現なので、それは黒船と言われる意味が分かりました。もうiPhoneは、電話とは言っていけませんね。
この座談会は7月19日23時30分からのBS朝日「STYLEBOOK」で放映されます。もしよかったら見て見てください。

「小さな本のための小さな展覧会」石上 純也

「小さな本のための小さな展覧会」石上 純也さんの展示がINAX ギャラリーで行われていたので行ってきました。題を見て分かるように本当に小さい展示でした。2つ部屋があり、初めの部屋は五十嵐太郎さんと石上 純也さんのコメントが飾られおり、次の部屋に小さい5センチ四方の本をばらし、白い細長い高さ1メーターぐらいの四角柱の天板に張られ、それが部屋の中に整頓されてグリットに配置されていました。その四角柱があまりに整列されて配置されていたので、どうような順番で見ていいのか始めは戸惑いましたが、読んでいくと行だけ守れば、どちらの端から読んでも大丈夫のように配置されておりました。本当に、部屋にその白い四角柱だけが並んでいるので、それが美術作品のようにも見えました。一つ一つが小さいので文字もとても小さかったです。内容はプロジェクトを絵本のように平面や断面などを絵で描かれていました。とてもカワイイ感じでした。でも、実現されると本当にそのイメージのまま建てられるは難しいと思う。どこまで、あのイメージを保ちつつ実現されるかが楽しみです。全体的に、自然との調和というか建築と自然が溶け合っていくようなイメージに思えました。どちらかというと、建築を考えているのではなく、植物の中に人間がどう過ごすのかというな感じがします。植物を考え、最小限の囲いを考えているイメージがしました。

2008/07/05

「Phenomenal Resolution / 風景の解像力」展



INAXギャラリーで行われていた「Phenomenal Resolution / 風景の解像力」展は今日が最後の日だったので慌てていってきました。展示の写真は撮れなかったのでINAX銀座一階が有機的な形で綺麗だったので撮ってきました。「Phenomenal Resolution / 風景の解像力」展は新建築社が出版している「JA」の70号(2008年6月10日発売)で、8人の若手建築家を特集していまてそれと連動した展示になっています。展示はそれぞれの個性が出ている展示になっていました。中山さんは大きなスケッチがおいてあるだけで、乾さんは写真がランダムにおいてあり、その写真にランダムに数字が打ってあり、気になる写真は番号を見て、ポストカードに書いてある番号と照らし合わせて見る。藤本さんは、模型が乱雑と積んでありまるで、事務所が移ってきたような印象でした。雑誌にのっている模型もその中に埋もれるように置いてありました。藤村さんはスタディ模型がずらっと並べてあり、石上さんは5センチ角の小さい絵本が置いてあるだけ、平田さんはびっしりと書かれた用紙と模型。中村さんは検討図や模型が並べてあり、長谷川さんは模型と映像。それぞれ、性格というか作風な感じがでていました。作者の一つの作品がそこにできているようでした。
もう展示は終わっていまいましたが、本は売っているので買って見てください。
INAX銀座HP
JA HP

青木淳先生「建築がうまれるとき」公演会



今日は、国立近代美術館に行ってきました。谷口吉郎さんの設計です。今日は、建物もそうなのですが、「建築がうまれるときペーター・メルクリと青木淳」展と青木淳先生の公演会を目的に行ってきました。美術館にせっかく行った一緒にやっていたカルロ・ザウリ展もみつつ楽しんできました。その、カルロ・ザウリ展は知らなくて入ったのですが、なかなか面白かったです。彫刻作品が主なのですが独特の表情を持っている陶器質のものが多く、幾何学模様を組み合わせたり、グネグネ曲げたり、まるで生きているような彫刻でした。後、感じたのはタイトルで印象がかなり変わることです。ただれているような彫刻では復活といわれたら、それが起き上がってくるような印象をうけ、破壊というタイトルならそのままただれていってしまうのでわないのかと感じ取れるのです。まあ、ただの印象で当たり前のことなのですが。改めて思いました。偶然やっていた展示でしたが、かなり当たりだった気がします。
建築がうまれるときペーター・メルクリと青木淳の展示のほうは、青木さんの展示はプロセスをおっていく順に進め面白い展示でした。島が20個に分かれており、これがダメなので、これに発展していき、その次にこの問題がでてきたのでそれも検討した。などなど進めていく過程が分かります。でもどうして、そこに発展したのか分からない形とかもありましたが…(公演会を聞いて分かったやつもかなりあります)
ペーター・メルクリの展示のほうは、彼の独特のスケッチが予想外に芸術品である感じがでていました。一見すると落書きのようにも見えるのですが、プロセルの過程で生まれていたり、メリクリの頭を開けて見てみたくなります。どこから、そのカワイイスケッチが生まれ、それが建築になっているか。本当に不思議な人だと感じました。できた建物は写真でしか見たことありませんが、あのスケッチからどうすればあの建物になるのかそれを教えてほしいです。スケッチの時点でメリクリの頭の中では完璧にできあがっているのかと思うと恐ろしいです。
青木さんの公演会なのですが、この展示の会場設置の話から始まり今回の住宅のM住宅の敷地の説明や施主の要望、スタディの過程を詳しく説明してくれました。いろいろな問題が絡まりあい、施主の要望もそこに上乗せされ、自分の納得いく作品になっていく過程が見れているようで、進めている過程がかなり面白かったです。スタディを作ると見えてくる問題、複雑の簡略化などや設備の話、斜線の話しも少しでてきたしり、最終的にはものすごく単純なのでが、複雑さがその中に入っている。公演の最後に落ちまでついており、隣地の地盤沈下の話しで、M住宅は建たないかもしれない。と笑いながらはなしてくれました。かなり、やさしい口調で笑いも挟んで公演会を進めていただき雰囲気は終始和やかなムードで公演会は終了しました。青木さんに会うのは初めてでしたが最後はサインもしてもらいとてもいい方でした。たぶんもっと難しいことを頭では考えていると思うのですが、とても分かりやすい公演会で勉強になりした。
ぜひ、8月まで展示はやっていので行って見てください。
東京国立近代美術館 HP
青木淳建築計画事務所 HP