2008/06/28

熱海




オープンハウスの帰り、ついでに熱海観光もしてきました。まあ、一人ですが…この観光地て一人はかなり寂しいですね。前、熱海に行った時は彼女も一緒だったので、いろんなことを思いだしてきますね。
カップル、サークル、お年寄り、家族連れ、そんな感じの人ばっかり。。一人なのは僕だけの感じもしつつカメラを片手に散歩、運動と割り切り観光してきました。驚いたことに、もう海に入っている人がいました。まだ、そんなに暑くないのに…ちなみに熱海の海開きは7月19日からです。かなり気が早い人がおおいですね。パンツ一丁で歩いている人もいましたね。
熱海のビーチにあるムーンテラスは「恋人の聖地」といわれるものに指定されちるようです。「恋人の聖地」とはNPOの地域活性化のプロジェクトのようで、夜景の綺麗な場所や自然に囲われた場所などデートにふさわしい場所を選ぶようです。まあ、一人でそこに来ている僕はどうなんだと思うのですが。。。恋人の聖地と書いてある石盤の上には手のひらの形をしたものが彫ってあり、その上に男女の手を交差させるように置き愛を誓いあうと幸せになれるらしいです。恋人と来た人はやって見てください。
僕は、熱海観光を一通り歩いてしその汗を流そうと駅前にある銭湯によりひとっぷろ浴び、また電車で2時間揺られながら帰ってきました。まあ日帰り旅行としてはいい感じだったのかな?でもやっぱり熱海に行ったらゆっくり旅館に泊まりたいな。
熱海 HP
「恋人の聖地」プロジェクト HP

起雲閣



オープンハウスの帰りにちょっと寄り道をし起雲閣にも行ってきました。ここはかつて別荘として使われており、1947年に旅館として生まれ代わり多くの文豪にも愛されていたらしいです、その後2000年に熱海市の所有となり観光施設となりました。中は沢山の様式が交じり合う不思議な雰囲気です。日本、中国、欧州がまじり合い融合した感じです。欧州ぽい雰囲気の中に日本家屋の大黒柱的なものがあったり、ステンドガラスに江戸切子の模様が入っていたりとなかなか面白かったです。和室に赤はまだ分かりますが、青や紫といった色の壁になっていたりとかなりモダンなデザインになっています。
まあ、一言でいうなら。文明開化!!といった感じですね。
一見の価値はあると思います。客室として使われていたところにはそこに泊まったであろう文豪の作品なども飾ってあり勉強にもまります。熱海に行ったら観光がてら行ってみてください。
起雲閣 HP

伊豆山のオープンハウス



今日は、伊豆山のオープンハウスに行ってきました。藤江創さんの設計です。大きさは100㎡弱です。ウイークエンドハウス的な扱いの建物です。とても立地条件が少し高台に建っており、眺めがとても綺麗です。外壁、屋根はルーバーやデッキを積極的に使い、夏は熱取得を抑え、空気層がデッキと屋根の間にできているので断熱にも役立つようです。壁の断熱材は通常の2倍を施した上、太陽熱集熱システムによる床暖房も導入しており、省エネに一躍かっています。
ガラス窓にも断熱パネルがケンドン式にはめ込めるようになっており、冬は熱をかなり逃がさないようです。
中のデザインは白を基調になっておりとても洗練されたデザインになっています。その白の中にポイントとして明度を落としてピンク利用しており、そのピンクがアクセントとなり空間を占めている感じがしました。

2008/06/22

副都心線 渋谷駅




新しく開業した副都心の駅の渋谷駅に行ってきました。安藤忠雄さんの設計です。出来立てとあって中はとても綺麗です。鉄道マニア、通称。鉄ちゃんが本格的なカメラを持ち撮影をされている方が沢山いました。僕はそれにまじりつつ駅を撮影していたのですが、周りの人から見たらきっと僕も鉄ちゃんと思われているんだろうな。。。でもカメラを持っている人が沢山いると撮影もかんりしやすいです。街中で建築にカメラを向けて一人で撮影しているときはかなり気まずい感じにないります。カメラの前を通る人は立ち止まってくれたり映らないようにかがんでくれたり…かなり心ぐるしいですね。その点、観光スポットやこのようなカメラを沢山もっている人が沢山いるところは気兼ねなく写真がとれました。
この渋谷駅は、まだすべてが開業しているわけではなく4年後に東急東横線との相互直通運転が開始が開始され完成になる。そのため、まだ使わない線路の上にホームも載っており不思議の感じのする駅になっています。安藤さんデザインの地下の中の宇宙船「地中船」と名づけられている楕円状のボールが埋めてあるようなイメージになっています。まだ駅がすべて開通していないので現時点では半分くらいまでしかみれませんが…模型で見たよりズングリムックリな感じの楕円になような。まだ全部見えてこないからかな?とおもいつつ。模型だともっと細長いイメージがあったのですが。またすべて見れるようになってから見てみたいと思います。
副都心線 HP
シブヤ経済新聞 記事
副都心線 渋谷駅の写真

明大前の集合住宅

外観
中の専有ニワ
内観
今日は、若松均さん設計の明大前の集合住宅のオープンハウスに行ってきました。今日は、あいにくの雨でしたが沢山の方が来られておりなかなかの盛況ぶりでした。この集合住宅は大小17棟の住宅が中に入っており、外観はとても閉鎖的です。牢獄のようなイメージを持ってしまってもしょうがないくらいだと思います。この敷地の真隣が線路になっており電車がひっきりなしに通っていきます。騒音がかなりあるようで、その対策として外観の閉鎖観に繋がっているようです。しかし、外と対象的に中は外からでは創造もつかないくらいの開放観のあるものになっていました。一住棟にたいし専有のニワが一つづつ設けてあり、そのニワがかなり広く設けてあり開放感を演出しています。中に入ると壁に囲われているだけあり集合住宅ということを忘れてしまうくらいです。光も専用ニワを通してしっかり入ってくる。北側は積極的に開口を開けており以外に明るいです。窓の開け方もかなりスタディーを重ねたように感じました。人との視線をなるべく交差させことなく隣との関係も保ちつつ外に気配も感じさせ、中にも光をとりいれさせる。うまいぐわいに配置されています。ニワに面している壁なども白く塗るなどし光の反射を利用して積極的に光を取り入れようともしています。
近所付き合いがあまり無くなった現代に合った建物だとゆう気もしますが。なにか悲しい気持ちにもなります。住んでみないと分かりませんが、完全に領域を分け断絶していまっています。それは騒音の解決策セキュリティ対策なのですが、住み方としてもっと人と付き合えるのような、この中だけのものでもいいのですが共有できる何かがほしい気もします。
若松均建築設計事務所 HP
明大前の集合住宅の写真

2008/06/20

日本大学 U41@NU




今日は、秋葉原でナショナルの新作発表会を見に行った後に日大によってU41@NUの展示会を見てきました。新作発表会は照明が主で、今の照明は省エネなどの流行にのった表品など新しい発光ダイオードを使った商品などもあり光自体は綺麗だったのですが、壁と照明との接続部や吊るすコードの収まりなどが気になる所がありました。綺麗なやつは綺麗ですが。後は最新技術を取り入れた家庭のシーンに自動に合わせてくる物などもありました。
日大のU41@NUは、日大卒業の40歳以下の活躍を期待されるというか、活躍されている建築家の展示会です。僕が知っている人ではオーノjapanの大野さんやTNAの鍋島さんなども日大卒業されている方だったのですね。名前は知っていたのですが経歴までは見てなく、行って驚きました。さすが日本大学。日本とつくだけありますね。
展示会の日本大学理工学部駿河台校舎1号館は高宮眞介さんの設計です。この校舎は2002年に竣工した建物で、前あった古い一号館の建替えです。旧一号館はレンガ調の建築でしたが、新一号館ではとても近代的なガラス張りの建築に生まれ変わりました。旧一号館は保存するかしないかでかんり議論があったようだすが、最終的には解体されました。高宮さんは、「イメージ保存のようなオーセンテシティのない継承はしたくない。継承すべきはむしろ設計の思想にあるとの強い思いがあった」と言っています。新一号館の中には旧一号館の正面入り口だけが入ってすぐのところに飾られておりますが、これはいただけない感じに思えます。せめて、資料館などを作ってそこに展示されたほうがよかったような。。
新一号館はガラスのカーテンウォールで街並みからの様子が伺えたり中の様子が外に漏れていったりし、街中での大学のあり方を追求した結果だと思います。圧迫感の感じないアプローチ、吹き抜けなどはとても気持ちの良い空間でした。ファサードには太陽光発電がうまく使われており意匠としても綺麗です。それで発電された電気で自然換気設備などを起動させているようで、環境にはとてもやさしい建築になっているようです。
街の中にあるのでぜひ歩いてみてください。
U41@NU HP
日本大学理工学部駿河台校舎1号館の新建築社HP

2008/06/15

名古屋駅

スパイラルタワー(モード学園ビル)
ミッドランドスクエアー(トヨタ本社ビル)

ルーセントタワー

名古屋ビルディング、建替え中です

今日は、名古屋で久しぶりに会った先輩とご飯を食べたきました。矢場トンに行き、わらじトンカツを食べてきました。大きさは、わらじと思えないほどでかさでした。おいしかったのでペロリと食べちゃいましたけど。先輩も設計事務所に勤めてがんばっているのですが、やはりどこも大変そうです。でも、駆け出しの人の気持ちを分かってくれる先輩が事務所にいるらしく、うらやましく思えました。俺も今を精一杯やらないとなと再確認しました。
先輩と別れた後に久しぶりに名古屋にきたので駅前を歩いてきました。名古屋の駅前は日建設計ばっかりです。上に貼り付けた4つビルはすべて日建設計です。せっかく日建設計がまとめてやっているのですが…。。。一つ一つの作品になりすぎているよな気がします。ミッドランドスクエアーは硬い感じで、あまりにも普通に仕上がりすぎている。高級感を出したかっただと思うのですが。スパイラルタワーは、隣のミッドランドスクエアーはランドマーク的にはいいと思うですが、中途半端に終わっているような…
名古屋の地下街では繋がっているのですが、そこしか繋がっていない。そこが名古屋らしいのかな?もうすこし、外に繋がりを出していってもいいのではないかなと感じました。
モード学園 HP
ミッドランドスクエアー HP
ルーセントタワー HP
名古屋ビルディング HP

飯田善彦先生の講演会

昨日は、飯田善彦先生の講演会に行ってきました。設計のプロセスや作品について講演してくださいました。飯田先生は複合性、社会性、身体性などを上げながら説明してくれ、複合性では最近では一つの建物の中に沢山の要素がくっついているような、ハウルの動く城のような建物が多いなど、社会性では建売住宅の住宅が商品になっている現状が建築的にあまりに一人ひとり性格が違うように、建売もそれに対応できていない。など…。身体性では、利休の待庵を挙げ2人が向き合う最小のスペースであり緊張感のある空間でありバーチャルでなくリアルで感じれるものであるなど。チャップリンの映画のワンシーンをあげ社会批評があり建築にとって批評は大切である。などなど、話してくれました。
印象にのっこている言葉は、「建築家は最後の冒険家である(レンゾピアノ)」
建築家は、沢山のことを挑戦し続けていくものである。今までやったことの無いことばっかりを経験し、人のやっていないことに挑戦していく。そこにしか無いものを作っていく。
建築家という仕事は、どこまで仕事でどこまでがそうでないのか無いのです。図面を書いて管理してるだけでは、本当にいいものは作れない。当たり前なのですが、使う人のことを考え。誰が使うかを考えていかないといけない。頼んだのが行政でも使うのは市民なのだから。使う人のことを考えていかないといけない。基本が大切というか。当たり前のことが当たり前のようにできない人はダメということですね。
飯田先生には、励ましの言葉をもらい「今やっていることを一生懸命やれば、それは誰かが見ている」と言ってくれました。
建築は本当に面白い仕事だと思います。沢山の人に出会い、知らないことに挑戦していける。これからもがんばっていきたいです。

飯田善彦建築工房 HP
http://www.iida-arc.com/

2008/06/07

葛西臨海公園

 
入り口のガラスドーム

海の向こうにはディズニーランド


屋上に水が張ってあり、海との一体化


展望施設 クリスタルビュー (手前にいるのは花嫁さん。ウエディングドレスの写真を撮っていました)



今日は葛西臨海公園に行ってきました。谷口吉生さんの設計です。今日は天気もよかったので、葛西駅からこの臨海公園まで30分ぐらいかけ歩き行ってきました。普段が座ったばっかりなので、運動をしないといけないと思いまして…

ガラスのドームが葛西臨海水族館で四角いガラス張りの建てものが海の眺めを見る展望台になっています。水族館は屋上から入る施設になっていました。屋上には水が張ってあり池ができています。その池の向こうに海が見えその海と池が一体となるような設計になっています。初めて行ったのですが、天気もよく見晴らしもかなりよかったです。海の向こうにはディズニーランドやお台場などが見え眺めは最高です。屋上からエスカレーターで入っていくのですがその降りていく時に海にもぐるような「ブクブク」という効果音がする演出があります。中はちょっと小さめの水族館ですが、テーマごとに分かれていてじゅうぶん楽しめる内容になっています。

今日は、休日で天気もよかったのでカップルや家族連れが多く一人で見ている僕は勢いに負けてあまり中は見れなかったです。水族館行く時は一人はさびしいです。驚いたこととか、はしゃぎたくなるのですが…なにしろ一人なので…。しまいには、展望施設でのウエディングドレス姿の花嫁さんです。ドレス姿の女性は綺麗ですね。あういうのを見ると自分も早く結婚がしたいと思います。やはり、花嫁さんは幸せそうでした。
十分一人でいっても楽しめますが、沢山で行ったほうがもっと楽しめます。バーベキュー広場や観覧車などもあります。ぜひ行ってみてください。
葛西臨海公園 HP
葛西臨海公園の写真

2008/06/06

アフタースクール

(アフタースクール予告)


今日は、アフタースクールという映画を見てきました。本当に面白い作品でした。「運命じゃない人」でカンヌで4つの賞を受賞した内田けんじ監督の作品です。
すごく、沢山のことを話したいですがネタばれになってしまうので多くは語りません。実際に見てください。予期せぬ人の繋がり、裏切り、どんでん返し、頭をフル回転させられる映画です。そこでその人が繋がってるの?あの人はこっちの見方なんだ。とかとか…本当に、いい意味で裏切られる映画でした。笑えて、楽しめます。僕は、終わった後に立って拍手したいくらい面白かったです。(恥ずかしくてやってませんが…)
ぜひ見てください。本当に面白いです。 注意:エンドロール終わるまで立ってはいけません。
「運命じゃない人」を見たこと無い人はそちらも見てください。面白いです。

アフタースクール HP
http://www.after-school.jp/index.html

運命じゃない人 HP
http://uchidakenji.at.webry.info/

2008/06/05

yamagiwaのレセプションパーティー



昨日はヤマギワの新作発表会のレセプションパーティーに行ってきました。パーティーと言うか、展示会なので、ワインを片手に勝手に照明器具を見るという感じです。人がすごくて、ゆっくりとは見れませんでしたが…面白い照明器具や綺麗な照明が沢山あり、面白かったです。照明というのは面白く、あの電球がシェードをつけるだけであんなに表情豊かになる。電球にオシャレをさせるといえばいいのでしょうか。本当に不思議です。今は、蛍光灯もすごく細くシャープになりスタイリッシュになっています。発光ダイオードを使った新しい感じの照明器具などもありましたが、やありオレンジ色のライトが多いですね。あの昔ながらの白熱電球。白色の白熱電球もありますが、あのオレンジ色がなんともいえない味があります。作業するには向かないと思いますが。暗い部屋に、あのオレンジがともるとなんともいえない癒しの空間が広がります。後、10年100年たって新しい電球が出てきてもあのオレンジ色の電球は消えていかないと思います。
レセプションは昨日だけですが展示会自体は6日(金)までです、ぜひ行って見て下さん。
yamagiwa HP